今日はSDGsについて。家族時間が増える夏休みこそ、ぜひ家庭で話し合ってみませんか?
(お子さんだと、4才くらいから簡単な言葉で説明できる話題だと思います!)
SDGsって何ですか?
SDGsというのは、国連が定めた2030年までに達成を目指す世界の目標のこと。SDGsはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略だよ。貧困や教育、環境など色んな分野の目標があるんだけど、自分やお子さんが興味がある身近な話題から、掘り下げて向き合ってみるといいかもね!
SDGsの17の目標はこちら
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
我が家のSDGs学習はこうして始まった
ある日、学校から帰ってきた息子(小1)が、「SD…sって知ってる?sustainable…goals…」(おぼろげ)と話してくれました。
そこから一緒に調べたところがきっかけです。週末に図書館でSDGsに関する本を借りてきて何とか趣旨を理解…でも本がちょっと古くて(古いと言っても5年前)、最新の本が欲しくなって、こちらの本を買いました(「こどもSDGs」)。
全編ふりがなが振ってあり、小学校低学年でも読めます。また、2020年時点で目標の何割を達成できているのか、という最新情報まで教えてくれるのがおすすめポイントです。
長男は学校や学童で海へ行きビーチクリーン活動をすることがあります。先生方がSDGsについてお話をしてくださるらしく、せっかく興味を持ちやすいタイミングだからこそ、そんな日の夜は家庭でSDGsの目標の一つでもある「海の豊かさを守ろう」に関連付けて話をしたり、こちらの記事で紹介した絵本”The Mess That We Made”を読んだりします。
17のゴールを確認しよう!
地球上で起こっていることを知ろう!
6才の長男と、5才の次男とともに、毎日食事の席で「こどもSDGs」を教科書代わりに17の目標について一つずつ説明し、話し合います。(7/21現在、17のうちの10まで終わりました)
「貧困」「飢餓」「教育」「平等」「経済」「環境」など、ちびっこには難しい言葉ですが、国語辞書を片手に意味をチェックしながら、簡単な言葉に置き換えながら学んでいます。(最初から子ども向けの簡単な言葉に言い換えるのではなくて、まずは「貧困」など難しい語彙を聞かせてあげます)
ユニセフのSDGs Clubをチェック!
包括的で安全かつ強靭(レジリエント)で、持続可能な都市及び人間住居を実現する
誰もがずっと安全に暮らせて、災害に強いまちをつくろう
元々英語で作られた目標だから、英語のリソースが豊富!
SDGsは元々国連で英語で作られたもので、日本語はあくまで翻訳されたもの。しかも標語にするために短くなっているため、ピンとこないものもあります(汗)
じゃあ原文を見てみよう。と思い、調べたら、やはり英語の資料や動画は山ほどありました。世界中の人々で取り組むべき課題なので、こうしている今でも世界中の人々が学び、考え、発信しているのです。
Global Goals Posters by World’s Largest Lesson
例えばこちら。World’s Largest Lessonというサイト。こちらもユニセフと連携して運営されているサイトのようなので信頼性が高く、情報量も多いです。
中でもおすすめは、GLOBAL GOALS POSTERS。以下のリンクからダウンロードできます。一つの目標につき1枚のポスターがあり、漫画で問題点と課題を伝えてくれます。分かりやすい!英語が苦手なママやお子さんでも、漫画から想像できるので補助的資料になると思います!
印刷した資料↓17枚あります。
↓(個人的に)とっつきにくいと思われた目標No.11も、漫画だとイメージが湧きやすいです。
実はこの漫画ポスターは、このサイトから入手できる情報のほんの一部にすぎません。こちらのページにはどんだけあるの?!ってくらい、SDGsに関する資料、動画、アニメが公開されています。
まとめ
色んな情報源にアクセスし、それらを組み合わせて学びを深めてみてはいかがでしょうか。
息子は小学校から「夏休みの自由研究」は課題として出されないので、家庭でやりたいからやってるだけなんですけどね・・・季節に関係なく今後も折に触れて学びを深めていこうと思っています☆