子どもたちの視点って面白い!
BLOOMINGでは、園児さん~小学生にも英語レッスンを提供しています。
その中で使う教材の一つが、ライモーフォニックスです。
1回のレッスンにつき、一音(一文字)の読み書きを学びます。その日習った音がふんだんに使われた英語の短いお話(チャンツ)をフォニックスパートの最後に口に出して言う練習をします。(いきなり全部を言える必要はありません。真似っこしてそれっぽくむにゃむにゃ言えるだけで大拍手です)
どんなストーリーなのか、イメージを浮かべる助けになる手作り教材を生徒さんに見せ、その世界観を共有します。
▼ これまでにもブログで紹介しました🤗
折り紙で手作りしたイメージ図を生徒さん(お子さん)に見せると、ぽろっと、素直に感想を言ってくれます。そうかぁ、そう捉えるのかぁ、なるほど、と感心します。
よく言われる感想No.1は、「目がない」です。動物とか人間とか、シルエットだけ表せばイメージは湧くだろうと思ってそうしていたのですが、ちびっこは目・鼻・口がそろってないと強い違和感を示すことが分かりました。次のレッスンでこっそり目を足しています😆
生徒さんの年齢層と、我が家の次男(この記事を書いている今現在年長)が同じなので、次男の感想も参考にしています。次男はライモーチャンツをしっかり覚えているので😆私が何を作っているのかすぐ分かってしまうのですが、だからこそ、”僕がイメージしているのと違う・・・”みたいな反応を見せることがあります。
例えば、こんなチャンツの場合↓
ライモーチャンツ:Santa with a mask is standing on the sand.
Santa with a mask is standing on the sand.
このチャンツは、/s/という音と文字を習うときに練習するチャンツです。
Santaの話です🎅
どんなSantaかというと、with a mask、マスクを身に着けています。
何をしているかというと、standing立っています。
どこに立っているかというと、on the sand. 砂の上です。
私がイメージ図を作る際に、余計なクリスマスツリーを背景に配置したところ、
👦次男:なんでクリスマスツリーがあるの?
👩母:え?なんか違った?
👦次男:ぼくのイメージでは、後ろは海か、北極の氷だと思ってた。まぁ、氷と砂っていうのが変なんだんだけどね。
だって。
サンタの後ろに何か描くなら、それはクリスマスツリーではなくて、海か、北極だと言うんです。
海っていうのはビーチをイメージしているらしいです。南半球の夏のクリスマスをイメージしたのでしょう。Santaとon the sandのキーワードから連想したと思われます。そして北極というのは、サンタさんが元々住んでいるところをイメージしたのでしょう。でも彼の中で氷とon the sandがマッチしない、という考察です。
実際のところSanta with a mask is standing on the sand. という一文からは、読み取れない部分で、読み手の想像に任せたいし、余白を残しておいた方がいいと思い、結局背景は無しにしました。(息子のおかげ)
同じ一つのチャンツでも、話せば人によって色んなストーリーが生まれます。面白いですね!
季節によって復習するチャンツを選べる楽しさもあるよ!
本日ご紹介したチャンツはサンタさんが登場するので12月にぴったりです🎅
ライモーフォニックスのチャンツには、ほかにもそれぞれの季節にあうお話がいろいろあります。レッスンで一回やって終わり、ではもったいない!その時期にあったチャンツを復習するのもとっても楽しいです。
サンタさんが立っているところをon the sandからon the busやon the bedに変えることもできるし、サンタさんが身に着けているアイテムをwith a maskからwith a hatにアレンジして遊ぶこともできます。
繰り返し言えば言うほど、定着度は上がります。