学校英語はカタカナであって英語ではないという事実
発音矯正のレッスンをしていると、いかにカタカナ英語が私たち日本人の脳を支配しているか、カタカナ英語を払拭することの難しさを感じます。
発音クリニックでやっているのは、学校で学んだ日本人訛りのカタカナ英語を、英語らしい発音に置き換える、上書きする作業です。「そうだったのか!」「本当はそうやって発音するのか!」「学校では教えてくれなかった!」の連続です。
最初に英語に触れたときから、英語らしい発音で教えてくれたら、こんな上書き作業することなかったのに~!まぁ仕方ない。私たち大人はすでに学校英語の時代を終えたので。
問題は、子供たちです。小学校の英語教育できれいな発音の先生に出会うなんて奇跡だと思うので…
Junko: おうちで出来ることをやりましょう!ママたちの発音を変えるのです!!
そんなこと言われても~。私が英語が出来ないから学校や英会話スクールに任せたいんだから、私はノータッチがいい~!
と、ママは思われるかもしれません。お気持ちは分かります。でもね…ノータッチと思いつつ、お家で言ってませんか?数字とか色をカタカナ英語でお子さんに言っていませんか?
そのカタカナ英語、お子さん聞いています。がっつり。お子さんはママの真似が大好きなので、ママの口元をじっと見つめ、「そうやって言うのね~」と(とは言いませんが)ママの言い方を再現しようとします。
私が言いたいのはそのママの英語を変えよう!ってこと。英語のつもりで言っているのが、実は英語じゃなくて日本人だけに通じるカタカナ英語であることに気づいて欲しい! カタカナ英語っていうか、日本語を教えているようなもんです。
「アッポー」は英語なのか
小さなお子さんが、りんごを「アッポー」、むらさきを「パープル」と言えたら、親だと嬉しいと思います。『うちの子英語言えた!』と喜びたいかもしれない、けどちょっと待って。
「アッポー」も「パープル」も、英語じゃないよ?「りんご」が日本語で、”apple”が英語だとすれば、「アッポー」はカタカナ(カタカナ英語)、極めて日本語寄りです。
音声データで、「りんご」「アッポー」「apple」の音の違いを説明しています。
ジュースのパッケージによく「アップル」と書いてあって、子供たちが「アップル」と言いますが、あの「アップル」も、ちょっと語尾を変化させた「アッポー」も、日本語であって、英語ではない。
学校英語もそうです。英語を教えているつもりが、極めて日本語寄りの英語、というか日本語を、教えているようなものだと思います。残念~。
発音の質は、イコール英語の質です。お子さんに上質の英語をプレゼントしませんか?
「発音クリニック」未受講の方、ぜひ一緒に練習しましょう。英語が苦手な方大歓迎です。英語が苦手だからこそ受けて欲しいです。
お子さんのため云々を抜きにしても、発音が良くなると単純に英語を口に出すのが楽しくなりますよ!
目指せ!脱カタカナ英語!!
発音クリニックでお待ちしています
注記:ただ受講するだけでなく、自主練を頑張れる方を募集しています♡
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